広島県竹原市で市民向け公開イベントを開催しました!

3月6日、広島県竹原市にて市民向けの公開イベントを竹原市とともに開催しました。竹原市からはデータを活用した業務効率化の事例、ウォーカブルなまちづくりを目指した竹原駅前エリアの取り組みについて発表が行われました。CSISからは「風景を読み解き、人と自然のかかわりを可視化する~地域社会に点在する空間情報の活用~」(矢澤優理子特任助教)、「要配慮者とともに考える福祉防災とデータ活用~研究と実践からの学び~」(ピニェイロ アベウ助教)と題して、空間情報を用いた研究活動を紹介しました。双方の活動紹介の後、「産学官連携によるデータを活用したまちづくり」をテーマに今榮市長を含む5人の登壇者によるパネルディスカッションが行われました。

本イベントの内容は、SDGsのゴール3(すべての人に健康と福祉を)、ゴール9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、ゴール11(住み続けられるまちづくりを)に貢献する取り組みとしての意義を持ちます。竹原市や市内の事業者の皆さんと幅広い意見交換をすることができ、地域の持続可能な発展に向けた可能性が広がる機会となりました。

2024年11月に竹原市と東京大学デジタル空間社会連携研究機構(CSISが基幹部局)はデジタル化に関する包括的なパートナーシップ協定を結びました。今後も、空間情報を中心としたデータの活用を含め、竹原市と様々な連携をしていく予定です。

竹原市Webサイト:https://www.city.takehara.lg.jp/

公開イベント開催のお知らせ(PDF):https://www.city.takehara.lg.jp/material/files/group/1/20250303_1.pdf

公開イベントの様子
矢澤先生の講演
アベウ先生の講演