CSISでは、様々な空間データやサービスを「研究用空間データ基盤」として整備し、全国の研究者の方々に共同研究として利用していただくことで、空間情報科学に関する研究を支援・推進しています。
CSISとの共同研究の仕組みを知りたい方は、本ページの概要や申請の流れをご覧ください。共同研究のお申し込みは下記JoRASのアイコンをクリックして、JoRASにログインしてください。

- ・共同研究は年度単位で実施しています。データセットを年度を跨いでご利用の場合は必ず継続申請が必要です。手順についての詳細は「各種申請手続き申請書」をご確認ください。また、共同研究報告書および研究成果情報のご登録もお願いいたします(方法はこちら
から)。
- ・研究成果公開、共有のプラットフォームとしてJoRASをご活用ください。詳細は
こちら
。
共同研究の概要
- 申請資格
- 国内外の大学や研究機関に所属している研究者の方
- 申請期間
- 毎年度4月1日~3月31日(随時)
- 研究期間
- 原則として承認された年度内。ただし、継続申請により次年度の継続もできます。
- 研究テーマ
- メンバー一覧を参考にご検討ください。
- 利用できるデータ
- 利用可能なデータ一覧をご覧下さい。
- データの利用方法
- 共同研究利用システム(JoRAS)のアカウントページからデータがダウンロードできるようになります(一部のデータ、サービスを除く)。
- 研究報告
- 毎年度、研究報告書の作成をお願いしております。また、CSIS主催の年次シンポジウム(CSIS DAYS)で共同研究の成果についてご発表ください。
- 成果の公表
- 学術論文等には、CSISとの共同研究であることを謝辞・Acknowledgements等の欄に明記して下さい。また、別刷のPDFを一部、CSIS共同研究事務局にお送り下さい。
[ 文例 ]
本研究は、東京大学CSIS共同研究(No. ##)による成果である(利用データ: xxデータ(XX提供)、yyデータ(YY提供)、…)。
利用データのうち、提供元の明示が求められているものについては、「CSIS共同研究」などの文言とともに必ず明記してください。
[ English example of acknowledgements ]
This research was the result of the joint research with CSIS, the University of Tokyo (No. ##) and used the following data: AAA data provided by YYY CO., LTD and BBB data provided by ZZZ of Japan.
共同研究の申請の流れ
「研究用空間データ基盤」には、利用条件や著作権上、制限なく貸し出すことができないデータや、研究目的のために企業・団体から貸与されたデータも含まれております。そのため、共同研究に関する規程(PDF)にのっとり、「空間データ利用を伴う共同研究」(以下、共同研究)をまず申請していただきます。申請内容を審議した上、承認を受けると、センターの共同研究員としてデータ・サービスの利用許可が発行されます。
共同研究の利用手続きは、すべてオンラインで行われます。各種申請手続き説明書(PDF)を参照のうえ、JoRAS:共同研究利用システム からご申請ください。共同研究が承認されると、同じくJoRASからデータ・サービスを利用することが可能になります(一部のデータ・サービスを除く)。
なお、新規申請の流れに関しては、以下の画像も参考にしてください。
【重要】共同研究申請の際には、利用希望データを研究内容に沿った必要なものだけに限定して選択してください。
新規申請(受入教員決定済み)フロー

新規申請(受入教員未決定)フロー

共同研究用GISソフトウェアの利用
共同研究に参加する研究代表者・共同研究員のうち、当センターの客員/協力研究員の資格(原則として修士号取得者)をもつ方(1つの共同研究プロジェクトにつき1名)については、センターが保有するArcGIS Online のアカウントを利用していただくことができます。ArcGIS Onlineアカウントを作成することで、ArcGIS for Desktopと同様の機能を備えたスタンドアロンのGISソフトウェアであるArcGIS Pro も利用できます。利用申請の流れは下記をご確認ください。
利用申請の流れ

利用を希望される方
利用を希望される方は、共同研究事務局(joras[at]csis.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください。ご希望を共同研究事務局が確認したのち、下のリンクにある共同研究用GISソフトウェア利用申請書兼誓約書を印刷し、必要事項を記入のうえ、PDF形式で保存して、共同研究事務局にご提出ください。事務局からのご案内がないまま添付ファイル付きのメールを送信されますと、開封されずに削除されますので、必ず先に本文のみのメールでご希望の旨を事務局にお伝えください。
- 空間データ利用を伴う共同研究用GISソフトウェア利用申請書兼誓約書(WORD)(※研究用空間データ利用に関する誓約書とは異なります)
ArcGISサイトライセンス
東京大学に所属する教職員・学生であれば、ArcGISサイトライセンスの利用が可能です。詳細は、当センターのArcGISサイトライセンスページやArcGIS Onlineのトップページをご覧ください。