当センターでは、継続的にアジア工科大学院に特任教員を長期滞在させ、アジア地域等をケーススタディ地域として、衛星画像解析・測位技術等の宇宙技術やGISデータの解析技術、利活用技術、モバイルデータの収集・解析技術などに関する研究を行うのと同時に、アジア工科大学院においてアジア諸国からの学生の教育や研究指導を行ってきた。またアジア開発銀行等と連携して、上記の成果を国際開発事業に適用することを試み、新たな研究テーマの発掘や社会貢献を達成してきた。この業務を引き続き、担当する特任助教を募集する。

任期:平成33年4月末までとする。しかし、契約は毎年業績を評価して、毎年更新する。任期についても業績評価に基づいて更新することがあるが、2年間を限度とする。

募集人員:特任助教1名

勤務地:東京大学柏キャンパス総合研究棟(千葉県柏市柏の葉5-1-5)

着任予定日:平成30年9月1日もしくはそれ以降のなるべく早い時期

勤務内容と必要な経験等:
1) アジア工科大学院に長期滞在し、アジア地域等をケーススタディ地域として、衛星画像解析・測位技術等の宇宙技術やGISデータの解析技術、利活用技術、モバイルデータの収集・解析技術などに関する研究を行うのと同時に、同大学院においてアジア諸国からの学生の教育や研究指導を行う。
2) またアジア開発銀行等と連携して、上記の成果を国際開発事業に適用することを試み、新たな研究テーマの発掘や社会貢献に貢献する。
3) 以上のことから、アジア工科大学院など、アジアにおける国際的教育機関での教員経験やアジア開発銀行等とのプロジェクトの実施経験、あるいは勤務経験があることが望ましい。
4) なお、上記に関連した教育を実施する。

応募資格:空間情報科学に関連する分野の博士号保有者、あるいはそれと同等の活動業績の保有者(外国国籍を含む)。

選考方法:書類審査による。ただし、面接を行うことがある(その場合の旅費は支給しない)。

応募期限:平成30年7月10日(火)(必着)。

応募書類(書式自由):
(1)履歴書(電子メールのアドレスを明記すること)
(2)研究業績一覧(審査付き論文とそうでないものを分けること)
(3)アジア等を中心とした海外における宇宙インフラと地理空間情報の連携・利用技術の適用や普及などに関する主要な研究業績の説明と今後の研究展望(A4版で2枚程度)

 応募書類は、封筒に「空間情報科学研究センター教員公募書類在中」と朱書きし下記の宛先に郵送すること。
 あるいは添付ファイルなどの電子的な提出でもよい。その場合には、Subjectを「空間情報科学研究センター教員公募書類」とすること。電子的な提出の場合の提出先、およびお問い合わせ先はe-mail (柴崎亮介教授 shiba (at) csis.u-tokyo.ac.jp)である。

 郵送の場合、応募書類送付先:〒277-8568 千葉県柏市柏の葉5-1-5 東京大学空間情報科学研究センター センター長宛

その他:
 採否の決定は個別に連絡することとし、応募書類は原則として返却しません。応募書類は本採用選考の用途に限り使用し、個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。空間情報科学研究センターでは、男女共同参画への取り組みとして、女性研究者の積極的登用を行っています。本公募においても、業績(研究業績、教育業績、社会貢献等)の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。また、適任者がいない場合には、採用者ゼロとなるケースもあります。