CSISシンポジウム2022
「Livable Cities(住みやすい都市): 空間情報科学からのアプローチ」

CSISシンポジウムは、当研究センターおよび国内外で行われている空間情報科学に係わる多くの研究事例を通じて、今後の空間情報科学研究のあり方について広く論じることを目的としています。今年度のテーマは「Livable Cities(住みやすい都市)」です。

Livable Citiesとは、住民が心豊かに、快適に、安心して住み続けることのできる都市を表す概念です。経済成長や利便性のみで都市を評価するのではなく、そこに生活する人々の生活の質(QOL)、暮らしやすさから都市のあるべき姿を考えようというこの概念は、近年、都市計画の分野で重要度を増しています。本シンポジウムでは、安心安全、地域環境、健康など、都市の住みやすさ(Livability)のさまざまな側面に空間情報科学の視点からアプローチした研究の取り組みを通じて、これからの都市のあり方、そのための空間情報科学の貢献について考えます。

日時

令和4年12月9日(金) 9:00-12:05(G空間Expo会期内)

開催方式

オンライン

https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/85951481621?pwd=Tmp1OS90OTVYYzNiN2paam1xaGxmZz09 (パスコード 367104)

申し込み

事前申込不要

(ただし下記サイトから事前申込をいただいた方は資料DLの特典有り)

https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN__lhJe0AIQVmV8AEeR2L7Bg (事前申込締切 12月7日(水) 17時)

主催

東京大学 空間情報科学研究センター (Center for Spatial Information Science; CSIS)

後援

地理情報システム学会

プログラム

司会: CSIS 山田育穂 教授

9:00-9:05開会の挨拶(CSIS センター長 瀬崎薫 教授)
9:05-9:10開催の主旨(CSIS 山田育穂 教授)
9:10-9:30 空間情報技術を用いた防災・減災対策によるLivable Citiesの実現 (電気通信大学 山本佳世子 教授)
9:30-9:50 地理空間ビッグデータ時代の犯罪分析(筑波大学 雨宮護 准教授)
9:50-10:10   空間情報を活用した都市における気候変動緩和・適応策 (CSIS 吉田崇紘 助教)
10:10-10:30質疑
休憩(10分)
10:40-11:00 空間情報を用いた街路景観における印象とその可視化の試み(信州大学 西尾尚子 助教)
11:00-11:20空間情報を活用した人々の買い物「不便」の解明(京都府立大学 関口達也 准教授)
11:20-11:40身体活動を促すまちづくり(東京大学 樋野公宏 准教授)
11:40-12:00 質疑
12:00-12:05閉会の挨拶(CSIS 副センター長 関本義秀 教授)

以上