当センターでは、継続的にアジア開発銀行に特任教員を長期滞在させ、アジア地域等における開発事業(都市、水、資源管理、農業、交通等)を対象として、衛星画像解析・測位技術等の宇宙技術やGISデータの解析技術、利活用技術などの適用・運用に関する研究を同開発銀行の専門家の支援を受けながら行ってきた。また同開発銀行や関連する国々の開発専門家を対象にキャパシティビルディングやコンサルティングを実施し、開発事業における情報利活用の水準を継続的に向上させることに貢献してきた。この業務を引き続き、担当する特任准教授を募集する。

任期:平成31年5月末までとする。毎年業績を評価して、契約を更新することがある。3年間を限度とする。

募集人員:特任准教授1名

勤務地:東京大学柏キャンパス総合研究棟(千葉県柏市柏の葉5-1-5)

着任予定日:平成30年9月1日もしくはそれ以降のなるべく早い時期

勤務内容と必要な経験等:
1) アジア開発銀行に長期滞在し、アジア地域等における開発事業(都市、水、資源管理、農業、交通等)を対象として、衛星画像解析・測位技術等の宇宙技術やGISデータの解析技術、利活用技術などの適用・運用に関する研究を同開発銀行の専門家の支援を受けながら実施する。
2) 同開発銀行や関連する国々の開発専門家を対象にキャパシティビルディングやコンサルティングを実施し、開発事業における情報利活用の水準を向上させることに貢献する。
3) なお、上記に関連した教育を実施する。
4) 以上のことから、関連分野における研究業績を有することに加え、ODA事業や国際開発機関による開発事業、国際的な研究や教育活動等に従事した経験があることが必要である。また開発事業においては多数の民間コンサルティング企業や開発実施企業との連携も重要であることから、民間企業での国際的な業務に携わった経験もあることが望ましい。

応募資格:空間情報科学に関連する分野の博士号保有者、あるいはそれと同等の活動業績の保有者(外国国籍を含む)。

選考方法:書類審査による。ただし、面接を行うことがある(その場合の旅費は支給しない)。

応募期限:平成30年7月10日(火)(必着)。

応募書類(書式自由):
(1)履歴書(電子メールのアドレスを明記すること)
(2)研究業績一覧(審査付き論文とそうでないものを分けること)
(3)アジア等を中心とした海外事業における宇宙インフラと地理空間情報の連携・利用技術の適用や普及などに関連する主要な研究業績の説明と今後の研究展望(A4版で2枚程度)

 応募書類は、封筒に「空間情報科学研究センター教員公募書類在中」と朱書きし下記の宛先に郵送すること。
 あるいは添付ファイルなどの電子的な提出でもよい。その場合には、Subjectを「空間情報科学研究センター教員公募書類」とすること。電子的な提出の場合の提出先、および問い合わせ先はe-mail (柴崎亮介教授 shiba (at) csis.u-tokyo.ac.jp)である。

 郵送の場合、応募書類送付先:〒277-8568 千葉県柏市柏の葉5-1-5 東京大学空間情報科学研究センター センター長宛

その他:
 採否の決定は個別に連絡することとし、応募書類は原則として返却しません。応募書類は本採用選考の用途に限り使用し、個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。空間情報科学研究センターでは、男女共同参画への取り組みとして、女性研究者の積極的登用を行っています。本公募においても、業績(研究業績、教育業績、社会貢献等)の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。また、適任者がいない場合には、採用者ゼロとなるケースもあります。