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| 「GISは何でもできます!」 |
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今回はちょっと愚痴っぽい話。 今でこそ、GISのソフトはかなりお値段が安くなっているけど、ほんの4〜5年前は 非常に高価なものだった。私がいた販売代理店の売ってたソフトは、 当時EWSというPCより高価なコンピュータでないとソフトが動かなかった。 この業界のお値段関係に詳しい人ならわかると思うけど、「GISをやるぞ!」と決めてしまうと、 ソフト・ハードこみこみのGISシステムを購入するだけで、 日本人の平均年収よりも高額なお値段に なってしまうというありさまだった。 さてGISを使って何かやろう!と思う人の中には、コンピュータやGIS自体に詳しくない人もいる。 でもこれで業務が画期的に効率的になると信じて、あるいは仕事の成り行き上、GISの世界に ずぼずぼと足を踏み入れてしまう。そして、「こんなはずじゃなかった!」と叫んでしまいたく なるような現実に直面する。 そう、研究室の研究費をつぎ込んで買った、必死に稟議を書いて買った、 あの超高額システムはなかなか営業さんの言っていたとおりに 動いてくれないのだ。「GISを導入すると、とっても業務が効率的になりますよ。」、 「今までの手作業が全てデジタル化されるんです。」、「この分野ではたくさんの研究者が 当社のソフトを使って研究をしています。」う〜ん、確かにうそではない。 でもそこに至るまでの道のりは長く険しい。その道のりを業者に委託するか、 自分でやるかは持っているお金次第だけど。 この「 ずほずほGIS」状態にはまってしまうと もちろん楽しくない。ワープロだって打った事ないのに、EWSをいきなりさわるのは怖いし、 なんでこんなに苦労しなきゃいけないんだ!コンピュータは魔法の箱で、 何でもできるんじゃなかったのか? 責任者出て来い!なんとかしろ! 先日、研究室の人が夏休みの間こつこつと入力したデータと、 GISのソフトを使って解析をしていた。そして言っていたのが 「こうやっていろんな解析ができると 楽しいですね。」という言葉だった。 その語気には、ささやかながらも嬉しさや楽しさが含まれていたと思う。 何がこんな違いにつながるのか、原因はいくつもあるだろう。最近はデータがずいぶん 市販されてきてるし、ソフト・ハードとも安くなってきてるし、 なによりGISで何でもできると思って買う人はそんなにいないだろうから、 ここまで怒ってる人は少ないとは思う。 それでも「ずぼずぼGIS」な人や組織が少なくなるといいなっと、思っています。 (オチがいまいちでした。) 今回の格言 簡単にGISで何でもできると思わないで!ほかの研究や業務と同じように それを運用する人にかかっているんです。 |
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