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| ポインタな仕事のやり方 |
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質問が来る。何の質問って、「ARC/INFOのこのコマンドを使ったらこういう結果が出たんですが、何を示してるんでしょう?」とか、「○○市ってデータになくって、○○町ならあるんですけど、データのエラーですか?」といったGIS(後者はGISなのか?)がらみの質問である。
ソフトの使い方とデータのエラーかどうかなんて、ぜんぜん畑が違うことを一時に聞かれても…ぶつぶつ、でも違う人からだから仕方がないよな…ぶつぶつ。というのが本音だったりする。でも、これも仕事だ。 「研究支援推進員」っていう肩書きの仕事なんで、センター内の研究者からの質問があれば答えるのだが、質問を受けて即答できる、ということはあまりない。もちろんARC/INFOのコマンドとその返り値を全部記憶しているはずもない。 ましてや、どのデータにエラーがあるかなんて私がしっているわけもない。でも調べる。で、回答する。そうするとよくこう聞かれる。「すごいですねぇ。どうやって調べたんですか?」。 別に全然すごくない。ARC/INFOのコマンドなら、ヘルプを起動してコマンドリファレンスをみているだけだ。強いて言えば、ヘルプをたどっていくのに慣れているということか? 後者の場合は、 まず、データにエラーがあると考えるより先に、データが古いのではないかと考える。○○町があって○○市というデータがないのなら、データを作った後に市になったのではないかと考えるのだ。 そうしたら、あとはいつ市制がひかれたかを調べて、データが作られたタイミングと比べるだけだ。 ではどんな方法で、いつ市になったのかを調べるか? 何のことはない。インターネットの検索エンジンのサイトにいってその市の名前を入力しているだけなのだ。ヒットした件数が多い場合は、キーワードを追加していく。この場合なら、「市役所」というキーワードを追加するだろう。市役所のサイトなら、「○○市のあゆみ」とかいうページがあって、その市の歴史が書いてある可能性が高い。 残念ながらこの時は市役所のページにそういった類の情報はなかった。が、地方の新聞に市制施行に関する記事があり、これがWebに載っていたので、必要な情報を獲得することができた。 いつもならこの手の情報をGetするにはお役所のサイトからたどっていくんだが、この時は例のホームページあらしがおきた時期と重なっていて、省庁のサイトはレスポンスがよくなかった(なかなかページが表示されない、という意味のレスポンス)。それで通常の検索を行った。まあ、答えがでればどんなやり方でもいいんだ、この場合。 こんな手の内を知っちゃったら、もう「すごぉ〜い」とは思わないだろうな。そう、私は情報本体を知っているのではないのだ。いってみれば情報の有りそうなところに鼻が利く、とでもいうのでしょうか? 必要な情報を検索できそうなキーワードを知っている、検索してヒットしやすい検索用Webサイトを知っている、ヘルプであのページをみればこの情報はでているな、あの人に聞けばなんか知ってるな、という実体のないところで仕事をしていることが多い。 つまり、その情報に通じるであろう、「情報の位置情報 = ポインタ」だけを持っている事が多くて、実体験は少ない。そおいうわけで、悲しいかな、私は今のところ(今でも?)技術者ではない。 なんだか、情報ポインタしかもっていなくて自分でもさみしくなる。自分が目にしたこと、実行した事を増やしてかないとな。ぶつぶつ。 今回の格言 とはいえ、もちろんポインタも大切。どの部分を自分の体験にして、どの部分をポインタレベルの情報にとどめておくか、バランスを見極めつつ仕事をしていきたいものです。 |
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