CSIS カタログサービス

 このページでは,カタログサービスを公開しています.カタログサービスとは,どの空間データを誰が持っているのかの情報:空間データの所在情報を検索,提供するサービスです.

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どんな所在情報を見ることができるの?

 本サービスに登録されている空間データの所在情報のうち,空間データの名称,問合せ先,サムネイル画像などを検索し閲覧することができます.さらに,空間データの保有者が作成したWebページを参照することができます.

 検索結果一覧で表示される問い合わせ先は,必ずしも空間データの作成者という意味ではありません.その空間データを管理している組織,もしくは,作成者の許可を得て空間データを配布している組織など,そのデータについて問い合わせることにより,付加情報を入手できる組織であることを意味します.

どんな流れで空間データの所在情報を見ることができるの?

 カタログサービスでは,それぞれの空間データについての説明(メタデータといいます)内の文字列をキーワードとして空間データの所在情報を検索したり,実際の地球上での空間データの示す範囲を指定して検索をすることができます.

 検索を実行すると,指定した条件にあてはまる空間データの名称とそのデータを入手するための問い合わせ先,詳細情報ページへのリンク,そしてサムネイル画像が用意されている場合にはそれが一覧表示されます.

 検索条件に一致した空間データについてより詳しい情報が必要な場合は,「詳細情報のページへ」のリンクをたどってください.その空間データを保有している組織や個人が作成したWebページを参照することができます.詳細情報のWebページに記載されている事項については,当センターのWebサイトである場合を除き,当センターには一切関係ありません.お問い合わせは,それらのWebサイトを公開している組織または個人までお願いします.

クリアリングハウスとは何が違うの?

 クリアリングハウスは空間データを保有する機関が自らそのサーバを運用しますが,カタログサービスではサーバは当センターにおかれたサーバしか存在しません.空間データを保有する研究室の人達はメタデータを作成し,当センターのサーバに登録すれば,その所在情報を公開することができます.これらの人達はサーバを運用する必要がありませんので,サーバを運用する場合と比べて,簡単に空間データの所在情報を公開することができます.

 またクリアリングハウスでは,基本的にはメタデータの情報をそのまま提供するのに対して,カタログサービスではメタデータに記載する情報は検索に必要となるであろう最低限のものとして,詳しい情報はカタログ情報と呼ばれるWebページにより提供することを前提としています.Webページ内の説明方法にはこれといった決まりはありませんので,空間データの所在情報を公開したい人達は自由な表現でそれらについて説明できるのです.

どうしてカタログサービスを作ったの?

 様々な研究者が円滑に空間情報科学に関する研究をするためには,空間データを探している人にとっても,空間データを保有しその所在情報を公開したい人にとっても,分かりやすく簡単なシステムが必要だからです.

 カタログサービスでは前述の通り,空間データの所在情報を検索することができます.

 空間データとは,例えば地図のデータや住所や郵便番号といった位置に関連する情報を含む統計データといった,地球上の位置に関する情報を含んだデータです.空間情報科学の研究では,対象とする地域や現象についての空間データを入手することからその研究が始まります.

 しかしこれまで,空間データは非常に高価で,一般の研究者には入手が困難でした.その一方で,活発に空間データが活用されている分野では同じ空間データを多数の研究者が保有しているという状況が発生していました.

 当センターではこういった状況を改善するために,空間情報に関わる研究者間で空間データを共有したり,空間データを持っている組織がそのことを一般に公開するための標準的なシステムが開発できないかと考えました.

 そこで当センターでは「空間データ利用を伴う共同研究」という仕組みをつくり,高価だが研究への利用価値が高い空間データや,様々な分野の研究で利用可能な空間データを提供している機関と,研究目的での利用を前提とした空間データの共有を認めていただく交渉をしました.現在,複数のデータ提供機関のご協力を得て,また多くの研究者の方々にご参加いただき,この共同研究を運営しています.

 さらにセンターでは共同研究で利用可能な空間データは,これまでクリアリングハウスによりその所在情報を公開してきました.しかし,メタデータの作成が大変である,空間データを保有する組織にクリアリングハウスのノードを運用できる人やコンピュータ,ネットワーク環境などが必ずしもない,せっかく作ったメタデータの情報は専門用語が多くこれから空間情報の研究を始めようとする人にとって難しいetc...といった数々の問題点が浮上してしまい,これらを改善するためにセンターではカタログサービスというシステムを考えました.

 カタログサービスには,空間データを探している人にとって分かりやすく簡単な操作で,空間データの保有者にとっては極力手間いらずで空間データの所在情報が提供できるよう,様々な工夫が施されています.ぜひ,カタログサービスをご利用ください.

なお,「空間データ利用を伴う共同研究」については,共同研究のページもあわせてご覧下さい.