宮崎 浩之 特任助教 グローバルG空間情報寄付研究部門 2016-   (個人ページ:: http://heromiya.net

地球規模課題の解決に向けた地理空間情報技術・宇宙技術の利活用と協働的運用の方法の研究をしている。

国際開発協力における地理空間情報技術・宇宙技術の利活用と協働的運用の研究

近年、多種多様な地理空間データが利用可能になり、今後もさらに蓄積される見通しが展望されている。そのような中、情報資源が豊かでない発展途上地域における国際開発協力で、地理空間データの利用を促進する動きが国際機関等で見られる。さらに地理空間データだけでなく、世界的に普及してきた衛星測位や携帯電話・スマートフォンとの組み合わせによって、裾野が広い情報サービスの実現可能性が飛躍的に高まりつつある。本課題では、アジア開発銀行、世界銀行、東アジア・ASEAN経済研究センターとの連携を通じて、国際開発協力における地理空間情報技術・宇宙技術に対する潜在的ニーズを明らかにし、適用可能な技術やシステムを提示することで普及促進を進める。また、研究機関や政府機関、国際機関等のステークホルダーとの議論を通じて、それらの技術やシステムを持続的に運用するための協働的枠組みについて研究している。適用分野は災害リスクマネジメント、都市開発、交易・交通開発、公衆衛生、エネルギー開発、水資源管理、国際プロジェクト管理を主とするが、これらに限らない。

衛星リモートセンシングを使ったグローバル社会経済モニタリング

上記課題に関連し、地球規模課題の取り組みにおいて社会経済の状況を詳細に把握することは、効果的な戦略や意思決定に必須である。本課題ではグローバルに利用可能な地球観測衛星によるデータ資源を使って、都市域や集落をマッピングしたり、人口や経済指標(GDP等)の社会経済動態を観測する方法を研究開発する。具体的には、無償利用可能なLansatやASTERのマルチスペクトラル画像データやDMSPやVIIRSの夜間光画像データを使った方法を研究し、グローバルなデータセットの開発を実施する。本課題は地球観測に関する政府間会合(Groups on Earth Observaion; GEO)のGlobal Urban Observation and Informationワーキンググループへの参加を通じて、全球地球観測システム(Global Earth Observation System of Systems; GEOSS)の実現への貢献を目指す。


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